こんにちは。
今日は子供の教育についてお届けします。
夫の駐在が決まり、子供の教育のことでまず悩んだことがあります。
それがタイトルの通り、
「日本人小学校を選ぶのか、インターナショナルスクールを選ぶのか」
です。(因みにシンガポールではローカル校に転入することはとてもハードルが高く、選択肢になりにくいため、今回は割愛します。)
以下の2点について、順を追ってお伝えしていきます。
- 我が家が日本人小学校に決めた理由
- インターナショナルスクールを選択した他のご家族について
- 1年経過後、小学校について今思うこと。
今後、駐在される方の参考になりましたら幸いです。
我が家が日本人小学校に決めた理由
まず、我が家が日本人小学校に決めた理由がこちらになります。
- 学費が安い
- 子供の精神的負担が軽い
言わずもがなですが、インターナショナルスクールは学費が高額です。
各勤務先によるとは思いますが、我が家の場合、日本人小学校の分を上回る金額については自己負担。
出せなくはない金額としても、中学・高校・大学とこれからがお金のかかるタイミングです。
金額が大きなネックとなったことは否めません。
では、金銭的に可能だったとして、転入させたのかというと、
もう一点、子供の精神負担について考えました。
日本人小学校と日本の公立小学校を比べた際、英語の授業数や年中プールの授業があるなど、
多少の違いはあれども、日本国内の転校と同じような形になります。
つまり、日本人小学校では、日本人の先生と日本人の生徒に囲まれて、日本のカリキュラムと同様に学習します。
一方、インターナショナルスクールに転入するとなると、
オールイングリッシュに加え、国籍の違う子供たちと過ごすことになります。
子供の吸収力には目を見張るものがありますから、英語はみるみる上達し、
コミュニケーションはすぐ取れるようになるだろうと推測できます。
しかし、初めての土地で生活するにあたって、転居後の生活を少しでもスムーズに開始できるように精神負担はなるべく軽くしたいと考えたことも事実です。
インターナショナルスクールを選択した他のご家庭について
我が家では、子供を日本人小学校に通学させることに決めました。
普段関わりがある方は、同じように日本人小学校を選択されたご家族になります。
しかし、お子さんがインターナショナルスクールに通学している方とお話する機会もあります。
その方々のお話やそこから私が感じたことも記載したいと思います。
ご両親ともに日本人で、お子さんの通学先をインターナショナルスクールにされた方は、私の知る限り2パターンあります。
- 転居後からインターナショナルスクール
- 最初は日本人小学校、その後インターナショナルスクールに転校
1つ目の「転居後からインターナショナルスクール」の場合。
せっかく海外に住むのだから、日本人ではなく色々な国の人と過ごして欲しい。
多様な価値観の中で国際性を身につけ、英語もできるようになって欲しい。
(シンガポールの場合は英語に加えて、中国語の授業があるところもあるようです。)
加えて金銭事情が許す場合。
こういった方が最初からインターナショナルスクールを選択されています。
2つ目の「最初は日本人小学校、その後インターナショナルスクールに転校」の場合。
私がシンガポールに来て驚いたことのひとつなのですが、意外にこのパターンの方、多いです。
この方々は、引っ越した当初は日本人小学校に転入し、進学のタイミングもしくは希望するインターナショナルスクールの募集時期や空きに応じて、転校されています。
理由は各ご家庭それぞれですが、転居のタイミングで空きがなかった、最初は精神的負担を考慮して日本人小学校に転入したが、やはりインターナショナルスクールが魅力的だった、子供が英語をもっと学びたいと希望したなど様々です。
インターナショナルスクールを選択されたご家庭によると、日本人小学校とは違う経験を得られる一方、大変なことも多いようで、特に、平日はオールイングリッシュの学校生活、休日は補習校に通学しながら日本語の維持・向上に努めることが、時間的・体力的に大変だとおっしゃる方が多かったです。
1年経過後、小学校について今思うこと。
我が家でも、一応進学のタイミングで本人にインターナショナルスクールという選択肢があることも伝えました。学費は高額ですが、別の選択肢があることも本人には知っておいて欲しかったからです。本人曰く、日本人小学校の生活が毎日楽しいようで、そのまま進級しました。
インターナショナルスクールに通うことで、国際性が養われるであろう点や英語の学力向上、インターナショナルスクールに通うという日本で得難い経験は、魅力的です。しかし、通学するのは子供本人。楽しそうに毎日を過ごす様子を見て、日本人小学校を選択して良かったと感じています。
今後、海外生活を送るお子さんの学校生活が充実したものになりますように。
気になることがございましたら、お答えできる範囲でお答え致します。
ご質問やコメント、お待ちしております。
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