こんにちは。
今日は、変圧器についてお届けします。
日本とシンガポールでは電圧が異なります。日本の家電をシンガポールで使用するならば、変圧器が必須です。
そんな変圧器について、順を追って記載していこうと思います。
どなたかのお役に立ちましたら、幸いです。
まず、最初に結論を述べますと、我が家は変圧器を日本で購入し、持参しました。
その変圧器がこちら↓

LVYUANの降圧・昇圧兼用型変圧器です。3つ刺せるタイプで13,000円ほど。
変圧器を海外に持参するかどうかの判断ですが、日本家電を使用するかどうかによります。
もし、すべての家電を現地にて調達するのであれば、基本的に変圧器は不要です。
つまり、我が家は日本で所有していた家電をシンガポールに持参するという選択したわけですが、その経緯についてお話したいと思います。
現在、我が家で使用している家電は以下の通りです。
日本から持参した家電 | スティック掃除機、プリンター、炊飯器、ドライヤー、卓上扇風機 |
コンドミニアムに備え付けの家電 | 冷蔵庫、洗濯機 |
オーナーと交渉の上、購入してもらった家電 | テレビ、電子レンジ |
シンガポールにて譲り受けた家電 | 縦型扇風機 |
冷蔵庫と洗濯機は備え付けのものがあり、テレビと電子レンジについては、生活必需品という理由で、契約の際にオーナーと交渉の上、購入してもらいました。そして縦型扇風機は不要になった方から、譲って頂きました。
表の中で、変圧器が必要なものは、一番上のスティック掃除機、プリンター、炊飯器、ドライヤー、卓上扇風機です。(このうち卓上扇風機は使用していないので、割愛します。)
この変圧器、どこに置いているかというと、常時キッチンに置いています。
理由は、最もよく使用するのが炊飯器だから。我が家では毎朝お米を炊くので、炊飯器の近くに置いています。スティック掃除機を充電する時はキッチンに立てかけておきますし、プリンターとドライヤーを使用するときはコンセントを変圧器にさし、キッチン横のダイニングまでコードを引っ張ってきています。これだけ聞くとやや面倒に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、プリンターの使用頻度は低く、ドライヤーも私しか使用しない上、シンガポールは年がら年中暑く、比較的早く乾きます。そのため、あまり不便には感じていません。
変圧器を使用すると家電が故障するという声もよく聞きますが、これらの家電は1年経った今も問題なく使用できています。
当初、我が家でも変圧器を購入するか否か迷ったのですが、できる限り節約したかったので、変圧器を持参することに決めました。
家電を現地購入するとなると、出国前に日本の家電を粗大ゴミに出すか、倉庫に預けなければなりません。(持ち家をそのまま日本に置いていく場合は除く。)粗大ゴミ代はかなり痛い出費です。
仮に倉庫に預けたとて、我が家は赴任期間が未定のため、長期赴任になった場合、帰国してから使用できるかどうかはわかりません。(長年置きっぱなしの家電を、いざ動かそうとすると動かないなんて話も。)
逆に、短期で帰国となった場合、シンガポールで買ってすぐの家電を早々に手放すリスクもありました。加えて、スライドする可能性もあるため、シンガポールで購入した家電が次の国で使用できるかどうかもわかりません。
こういった事情から、新品の家電を物価の高いシンガポールで購入するよりも、変圧器を購入し、使える家電は一旦全部持っていこうという決断に至りました。
1年が経過してみて思うことは、我が家はこの選択でよかったということです。1年間ほぼ毎日炊飯器、ドライヤー、スティック掃除機、(プリンターは時々)を使用していますがどれも壊れていません。変圧器代の元は十分とれたかなというところです。
もちろん、使用していて故障したり、調子が悪くなれば買い替える予定ですが、日本に帰る場合も、他の国に赴任することになった場合も、変圧器を間にかませることで、家電を使用することができるので、気に入ったものを買えるから良かったなと思っているところです。実際、帰国もしくはスライドした場合に、変圧器を使うのか或いは不要となって処分するのか、そのあたりのことに関しては、シンガポール生活が終わりを迎えた時、お届けしたいと思います。
気になることがございましたら、お答えできる範囲でお答え致します。
ご質問やコメント、お待ちしております。
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