こんにちは。
今日は前回お知らせした通り、シンガポールの虫事情についてお届けします。
日本の住宅が機密性に優れているのに対して、シンガポールの住宅は隙間だらけです。
なんといっても、網戸が存在しません。
シンガポール駐在が決まった方のなかには、虫対策が気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその1人で、虫が苦手なため、日本から虫対策グッズを持参した方がいいのか、シンガポールで購入できるのか、何度も調べた記憶があります。
以下の通り、虫の種類順にお伝えしていきたいと思います。
どなたかの参考になりましたら、幸いです。
- アリ
- クモ
- コバエ
- ゴキブリ
1.アリ
日本にもアリはいますが、自然が豊かなシンガポールにももちろんアリがいます。その種類は多く、小さいものから大きなものまで色々見かけます。
我が家でアリが出たのは2回です。
まず、1回目。航空便が到着した日です。
航空便の荷解きをしていて、ふと、スティック型掃除機を見ると、アリが大量におりました。
スティック型掃除機は日本から持参したのですが、中のフィルターに食べかすか何かがついていたのでしょうか。日本からシンガポール、そこから我が家に到着するまでの間のどこかで、おびき寄せてしまったのでしょう。そして、そのアリたちが出てきたのだと思われます。その時は手元にアルコールスプレーしかなかったため、大量に吹きかけることで駆除し、大慌てでフィルターを交換してことなきを得ました。
シンガポールに到着してまだ日が浅く、生活が始まったばかりだったので、このアリ騒動でドッと疲れたことを覚えています。
そして、2回目。
共用部で同じ階の住民が甘い飲み物をこぼしたようで、エレベーターホールの前から自宅玄関の前あたりに大量に発生しておりました。ドアを開けたらアリがいたのでげんなりした記憶があります。
こればっかりは対策できることではないので仕方のないことなのですが、自分がどんなに清潔を保っていても、同じ階の住民が自分と同じ衛生感覚とは限りません。共用部分を汚した際に、そのままにしていれば当然、虫は寄ってきます。(住居を選択する際に、共用部の清潔具合や清掃頻度も確認しておくと、多少安心かもしれません。)
この時もアルコールスプレーを大量に吹きかけ、駆除しました。(なんで私が… と思いながら駆除したのを覚えています。)
我が家でのアリ騒動は、幸運なことにこの2回だけです。
しかし、他のご家庭ではかなり苦労されている方もいらっしゃるようで、具体的な対策を伺ったので、共有させて頂こうと思います。
まず1つ目が、アリコンバット。
そして2つ目が、アリメツ。
どちらもアリが出没するあたりに設置し、餌でおびき寄せ、巣に持ち帰らせることで巣ごと退治するというもの。
私の聞いた中でですが、圧倒的に利用者が多いのが、アリメツです。
とてもよく効くとみなさんおっしゃっています。
恐ろしいほどにアリを誘い出し、数日で全く出なくなるそうです。
少数派だったのですが、アリコンバットを使用されている方ももちろんいらっしゃいました。
その方々に、アリコンバットを選択する理由を聞いてみたのですが、アリメツはハチミツのような液体をお皿に乗せておくそうです。(床に直接垂らしているという方もいらっしゃいました。)アリメツはうっかり踏んでしまったり、ひっくり返してしまうと家の中がベタベタに…。一方、アリコンバットはゴキブリコンバットと同様、四角いプラスチック製のもの。
小さなお子さんやペットを飼っていらっしゃる方がアリコンバットを置いていらっしゃるとのことでした。
アリメツもアリコンバットもシンガポールで購入可能です。(店舗にも寄りますが、スーパー或いはネットでも購入することも可能だそうです。)
因みに我が家では、先に夫がシンガポール入りしており、どうやらアリはいなさそうだということだったので、日本から持参しませんでした。
アリは巣を作ってしまうため、駆除は長期戦です。どちらかというと低層階で発生することが多いように見受けられますが、荷物の搬入時にくっついてきたり、隙間があれば侵入してきます。高層階だからといって安心はできません。
最後に、予防として出来ることを1つあげておきます。
それは、食べ物や飲み物の管理です。
これは我が家でも本当に気をつけています。
食べこぼしやお菓子などを放置しておいたらアリが群がっていた、飲み物を垂らしていたことに気が付かず、朝起きたらアリがキッチンを這っていたなんて話も。
事前に予防できることはしておきたいものです。
次回、引き続き虫事情についてお届けします。
気になることがございましたら、お答えできる範囲でお答え致します。
ご質問やコメント、お待ちしております。
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