こんにちは。
以前、シンガポールで出来る運動不足、解消法5選についてお届けしました。
この記事の3つ目に「コミュニティーセンターを利用する」と書きました。
今回は、私が実際にコミュニティーセンターでヨガの講座を受けた経験について、お届けしたいと思います。
どなたかの参考になりましたら、幸いです。
【受講した講座の詳細】
- 毎週1時間
- 全10回
- 定員25名
- S$80(1回あたりS$8、当時のレートで1回あたりおよそ900円弱)
- インド人女性講師
- 各自ヨガマット持参
- 英語
【受講初回】
初回の日は、とても緊張したことを鮮明に覚えています。英語力はもちろんですが、申込が出来ているかどうかもとても不安でした。
到着した順に、教室に入り、それぞれ好きなところに自分のヨガマットを広げます。
時間になると、名前を呼ばれ、講師が一人一人の顔を確認しながらの出欠確認がありました。
大人になってから、こういった機会はなかったので、とても新鮮に感じました。
その後、ヨガのレッスンが始まるのですが、やはり英語での受講は、とても難しく感じました。
ポーズや動き自体は、世界共通なので、見よう見まねで出来るのですが、ポーズを取る上での注意点や合間合間の余談の理解が難しかったです。おそらく日本でヨガの経験がある方にとっては、このあたりの難易度は下がるのかなと思います。
初回は、出欠とメンバーの確認で時間を取られてしまったので、ややあっさりとレッスンが終了。
最後に、全員自分の電話番号を名簿に記載してから帰るように言われました。これは、万が一、クラスが休講になった際に、講師が連絡するためとのことでした。(ちなみに、欠席する時の連絡は不要。)
【第2回以降のレッスンについて】
2回目以降のレッスンでは、座学がありました。
座学と言っても、机に向かってではなく、みなで輪になって発言し合う形です。
ヨガの講座と聞いて、座学は想定していなかったため、かなり焦りました。
内容としては、「どんな時に心が慌ただしくなるか。」「ストレスを感じるのはいつか。」「ヨガをどのタイミングで日常に取り入れるのが良いか。」と言ったような内容でした。
日本語で答えるのであれば、決して難しい質問ではないのですが、英語なので、毎回あまり上手く発言出来ませんでした。海外ならではだな、と感じたのは、全員が発言するという点です。発言していないと、名指しされ、発言するまで延々とみなが待っていました。この全員が発言するという点、講師は「正解があるものじゃないから、全員それぞれの答えがあるはず。」とのことでした。
ヨガのポーズや動きを学ぶだけでなく、生活の中にどのようにしてヨガを取り入れていくべきなのか、生活に取り入れるとどのように生活が変わっていくのか、ライフスタイルの改善に向けた話があったことが印象的でした。
【参加者の様子】
参加者は女性9割、男性1割。若い方から高齢の方までいらっしゃいました。
また、さすがシンガポールだなと思ったのは、パッと見渡した限り、国籍が様々だったことです。中華系、マレー系、インド系と色んな方がいらっしゃいました。
大体毎回、同じ場所にヨガマットを引くため、近くの人とは挨拶に加え、簡単な話をすることもありました。
服装は、スポーツウウェアやジャージにTシャツであったり、上下ぴったりしたヨガウェアで揃えてる方がいる一方で、パジャマのような人やチュニックを着ているひとがいたり、いろいろでした。
講師の雰囲気もあるかとは思いますが、クラス全体が穏やかな雰囲気で、私がお話した方はみな社交的で親切でした。
【休講日について】
初回の授業で、電話番号を名簿に残したのですが、電話番号を使用してチャットが送られてきた時が2度ほどありました。1度目は講師の体調不良による休講、2度目は家族の体調不良による休講でした。
休講の分は、一番最後のレッスンの翌週と翌々週に振替えがされました。チャットには、「もしも、振替日に来られない人がいたら、私が別の場所でやっているヨガクラスに参加することも出来ます。」とあり、返金対応ではない、こういった点も海外らしさを感じました。私は予定がなかったため、振替日に受講しました。
私は、このヨガクラスに通うことで「海外ならでは」といった場面に遭遇できたことが、とても楽しかったです。また、講師とレッスン後に会話したり、チャットしたり、他の参加者とレッスンで発言し合ったりと、英語が下手なりにもコミュニケーションが取れたことに充実感を感じました。
コミュニティーセンターは行政サービスです。それゆえ、シンガポールに在住している方と出会う機会を作れます。そしてこのような場所に来ている方というのは総じて、社交的です。日本人だけでなく、地域の方に混じって活動したい方、英語で話をしてみたい方には特におすすめです。
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