こんにちは。
今日は、シンガポールの水についてお届けしたいと思います。
日本は、蛇口をひねれば、安全安心な水が出てきます。
しかし、国によっては、「水でお腹を壊す」なんて話も聞きますよね。
シンガポールはどうなのでしょうか?
シンガポールの水供給や管理を行う政府機関、Public Utilities Board(通称PUB)はホームページで以下の通り述べています。
Singapore’s tap water quality is well within the Singapore Environmental Public Health (Water Suitable for Drinking) (No.2) Regulations 2019 and World Health Organisation (WHO) Guidelines for Drinking-water Quality. Our tap water is suitable for drinking directly from the tap without any further filtration. Find out more about our water quality.
つまりシンガポールの水道水は、
- 2019年シンガポール環境公衆衛生(飲用水)規則(第2号)及び、世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインを良好に満たしている。
- 濾過を必要とせずに、直接飲むことができる。
ということになります。
ただし、日本と違うところがあります。
それは、シンガポールでは水処理プロセスの一環として、飲料水のフッ素化を実施しているということです。(以下、PUBホームページより抜粋)
PUB has implemented fluoridation of drinking water as part of our water treatment process since 1957. This is a requirement by the Ministry of Health (MOH) to prevent dental cavities.
The fluoride levels in Singapore’s drinking water are lower than the maximum level of 0.7 mg/L stipulated in the Environmental Public Health (Water Suitable for Drinking) (No.2) Regulations 2019 and is well within World Health Organisation’s guideline of 1.5 mg/L.
フッ化物の添加は、国民の虫歯を予防するためであり、保健省(Ministry of Health 通称MOH)の要件となっています。フッ化物濃度は、シンガポールの規定及び、世界保健機関(WHO)のガイドラインを十分に下回っています。
では、実際に我が家では、どのようにしているのか。
水道水と購入した水の両方を使い分けています。
外食時に水が提供される時は、水道水でしょうし、調理にも水道水が使われているのだと思います。
しかし、フッ素化されているというのが、あまり馴染みがありません。
あまり神経質になることはないのかなと思いつつ、子供もいるのでペットボトルの水も購入しています。
どのように使い分けているか。
野菜や果物を洗ったり、野菜やパスタを茹でる時などは、水道水を使用しています。(水分が残りますが、気にしていません。)
普段飲み水として使用する時(お茶やコーヒー含む)、お味噌汁やスープ、ラーメンなどの汁物、カレーや煮物など調理で水を必要とする時、お米を炊く時などは購入した水を使用しています。
因みに、外食時に水が提供されれば、ありがたく頂いていますが、お腹を壊したことはありません。
また、薬を飲むときに水道水を使ったり、ちょっと水を足すときに水道水を使用してしまうこともあります。
同じく駐在している知り合いの日本人はというと、使い分けているという方がいる一方で、全く気にせず、購入していないという方もいます。
ただ、ペットボトルの水しか飲まない!という方は、私の周りにはいません。(そこまで徹底するとなると、おそらく外食ができなくなってしまいますから。)
因みに、購入している水ですが、我が家ではDASANIというコカ・コーラ社の水をインターネットで注文しています。まとめ買いをしているため、1.5LあたりS$0.6(記事作成時のレート計算で70円くらい)です。
シンガポールの水事情について、ご覧頂きありがとうございました。
どなたかの参考になりましたら、幸いです。
かぼす
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